音楽物語「わたしピアノ好きかも」

2024年09月28日 12:53

市立図書館のこどもの図書コーナーで
とても素敵な音楽絵本に出会いました😌

音楽絵本

音楽物語「わたしピアノすきかも♪」

書かれているのは、作曲家の轟千尋さんです。

レッスンで丸をもらえなかった女の子が…


絵本の主人公は、ピアノをがんばる女の子のミミちゃんです。

ある日のレッスンの後…
👧「ものすごく練習したのに、マルがひとつももらえなかった…もうピアノなんて大きらい!」
とピアノを弾くことをやめてしまいます。

ピアノを習っている子には
ミミちゃんの気持ちがわかるのではないでしょうか…😌

そんなミミちゃんの元に届いたのは森からのお手紙と楽譜🎼🌲

「何だろう…?」と、ミミちゃんは思わず弾いてみたくなります。
(この曲もとっても素敵です✨)

音楽絵本

どんな音で弾きたい?


ピアノの音に誘われて、森へと出かけるミミちゃんが出会ったのは森の動物たち。

動物たちから
🐱「ミミちゃんはピアノを弾く時、どんなことを思ったり、考えたりするのかしら?」と問われます。

いつも「あと◯回れんしゅうしたらあそびにいこう」と考えていたミミちゃんは考え込んでしまいます。

フォルテ

そして
🐻「フォルテ(音楽記号)ってどんな意味?」
と問われたミミちゃんは
👧「大きな音で、元気いっぱい弾くんだよ」と答えます。(これも意味としては正解です。)

すると
🐻「フォルテにもいろんなフォルテがあるよ。例えば…」

…と、動物たちとの対話を通して
ミミちゃんは大切なことに気づいていきます。

(イラストはイメージです)

楽譜は作曲家からのメッセージ


作曲家が、音や記号に込めた思いを読み取り、
想像力を巡らせながら

どんな音で弾きたいか…
自分なりにあれこれ考えて、曲に向き合う…
とても大切な時間ですね🍀

楽譜は作曲家からのメッセージと思うと、
楽譜に対する見方も変わってくるのではないでしょうか😌

想像力や表現力の引き出しを広げてくれたり、練習の壁にぶつかったときに
やさしく背中を押してくれる音楽絵本です。

ピアノを弾きたくなる✨
練習が楽しくなる✨
ヒントが書かれているので

ピアノを学ぶ子どもから大人の方まで
お勧めしたいです💓

素敵な絵本に出会えて
心がぽかぽかしました☺️

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